6月1日(火)に入笠山に行きました。
「にゅうかさやま」と読みます。
前から気になっていた山で知人の勧めもあり、天気も良かったので行きました。
前回の長野の旅から1週間しか経っていません。
今回は5時に家を出ました。
圏央道から中央道に入り、談合坂サービスエリアと八ヶ岳パーキングエリアで休憩しました。
八ヶ岳の近くでは田植えが始まっていました。
諏訪南インターの近くにある富士見パノラマリゾートに8時に着きました。
ここからゴンドラで入笠山の中腹に向かいます。
ゴンドラはこの日はちょうど8時始発でした。
料金は往復で1700円です。
富士見パノラマリゾートというのは、冬はスキー、スノーボードやスノートレッキングを、夏はマウンテンバイクやトレッキング、パラグライダーをする施設やサービスを提供するところです。
この日も、パラグライダーを楽しむ人たちを見ました。
こちらは人工的に植えられたドイツスズランですが、入笠山はスズランが自生することでも有名で、この時期はスズランの花で、ちょっと前はカタクリの花で人を呼んだそうです。
入笠山は花の百名山の一つで山野草が多いこととゴンドラでお手軽に行ける山頂からの日本アルプスの展望が人気だそうです。
クリンソウです。
道端で見つけました。
ツバメオモトです。
チケットを購入して、いただいたガイドブックで名前を調べました。
マップでコースを紹介します。
ゴンドラを使って右上の山頂駅に着きました。
さらに上に行き入笠湿原に行きます。
入笠湿原から左下の花畑に入り、そこから入笠山の山頂に行きます。
山頂から左下の大阿原湿原に行き、首切清水、八ヶ岳ビューポイントを経由して、花畑、入笠湿原、山頂駅と戻ります。
ミヤマエンレイソウの紫色の方です。
白花もありました。
入笠湿原です。
鹿よけのネットで防護していました。
単純な登山コースではないので、たくさんの小道があります。
標識は充実していますが、マップで全体像は掴んでおいた方がいいでしょう。
私は先ほどのマップを写真に撮ってそれで確認しながら進みました。
これはなんだかわかりません。
新緑がきれいです。
食品会社のカゴメがこの緑の保全に協力しているとの表示がありました。
そういえば、入笠山の麓に大きな野菜ジュース工場があります。
花畑に入りました。
こちらもネットで防護されています。
日本のスズランがたくさん植えられていますが、開花はこれからのようです。
花畑からも素晴らしい景色が見られます。
花畑を出て、登山道に入りました。
登山道は2つに分かれていて、岩の多い急坂の道となだらかだけど少し遠回りな道に分かれます。
タチツボスミレが旬を迎えていました。
10時前に山頂に着きました。
標高は1955mです。
花畑から20分ぐらいです。
写真の右3分の1のところに槍ヶ岳が映っています。
北アルプスがよく見えます。
他にも乗鞍岳、御嶽山がわかりました。私は諏訪湖を見下ろしながら、ドライフルーツとキットカットを食べ、お茶を飲んで休憩しました。
山頂でキアゲハの撮影に成功しました。
しばらくすると小学生の団体が山頂にやって来ました。
大阿原湿原に向かいます。
途中でヤマキマダラヒカゲに出会いました。
動物の糞からミネラルを吸収しているようでした。
大阿原湿原に着きました。
山頂から30分ぐらいかかったでしょうか。
30分ぐらいで回れるので一周してみます。
池のようなものはありませんが、水が多くて木道が多いです。
水が豊富なのでコケが豊かに育っています。
コケに混じって、コミヤマカタバミがきれいに咲いていました。
ミツバツチグリです。
サンリンソウです。
地衣類も多く見られました。
展望のよいデッキで数名の人たちが休憩しています。
鳥の鳴き声や新緑の美しさを楽しみました。
帰り道で黒い体で尾羽が白い猛禽類を間近に見ました。
入笠湿原に戻りました。
ゴンドラの山頂駅です。
午後12時30分です。
八ヶ岳の山頂部にかかっていた雲が無くなり山々の姿がよく見えるようになりました。
午後1時、富士見パノラマリゾートを後にしました。
これから諏訪に行って、昼食を食べてから諏訪大社下社の秋宮と春宮にお参りします。