5月16日(木)に友人夫婦と八ヶ岳高原ロッジに行きました。
天気は晴れ、 東京では25℃まで気温が上がったそうですが、ここは標高1500m以上あるので20℃以下で過ごしやすかったです。
中野を朝の6時に出発して、中央道を使って須玉インターで降り、国道141号で9時前にロッジに着きました。
ロビーからは野鳥の餌台が見え、望遠鏡も置いてありバードウオッチングを楽しむことができました。 風格のあるリゾートホテルです。
1982年に設立されたそうです。
素敵なアート作品が展示されていましたが、5万円近くしました。
安ければ買いたかったです。
西武、そごうグループのようです。
敷地は広く、かつてテレビドラマで使用した八ヶ岳高原ヒュッテ(現在工事中)や…。 八ヶ岳高原音楽堂が近くにあります。 音楽堂では、クラシックやポピュラーの一流のミュージシャンが毎月のようにコンサートを開いています。 散策後にロッジで昼食をとりました。
料金は決して高くなく、サラダ、パスタ、コーヒーのセットで2000円はしません。
昼食の前に近くの散策路を歩きました。
せせらぎコースを時計回りで歩いたので紹介します。
午前9時に出発です。
ここではまだ新緑が始まったばかりです。足元にはスミレが咲いています。
始めは車の通れる広い道です。
芽吹きの季節です。
いい時期に来たと思いました。
そして最高の散策日和です。
ここから車の通れない狭い道になります。
杣添川(そまぞえがわ)遊歩道と表示されています。
足元にはスミレです。
今が旬のようでたくさん見られました。
フデリンドウに似たヒメリンドウが咲いていました。
個体数は少ないです。
川の音を聞きながら進んで行きます。
水辺に近づける場所もあります。
水は澄んでいます。
きれいな地衣類があります。
新緑の淡い緑を楽しみながら…。
小鳥のさえずりを聞きながら…。
コケの緑を愛でました。
そのバリエーションを楽しみました。
その生き生きとした様を楽しみました。
足元を見ると、枝のように見えたのはジムグリというヘビでした。
体長は1m以上ありました。
こちらははヒメギフチョウ。
珍しい生き物たちに運良く遭遇することができました。
5月ならではの自然を満喫しました。
午前10時です。
1時間ほど歩いてゴールの渓谷のビューポイントに着きました。
水流の音は聞こえていましたが、素晴らしい瞑想空間がそこにはありました。
しばらくそこで佇んでから帰路に着きました。
帰りは美鈴池に寄ります。
ここから美鈴池遊歩道が始まります。
遊歩道の入口から川沿いの道を10分も進まないうちに…。
美鈴池に着きました。
この写真に写った初老の夫婦だけが今日のせせらぎコースで出会った人たちです。
そしてこの絶景です。
八ヶ岳連峰に雪がかかっていて美しい姿を見せています。
これもこのシーズンならではです。
この美鈴池でも素敵なチョウに出会いました。
体長2〜3cmの小さなチョウで多分シジミチョウだと思います。
飛び立つときに微かに見えた羽根の内側は青かったです。
美鈴池からゴールの八ヶ岳高原ロッジまでは20分ぐらいかかりました。
2時間ちょっとのせせらぎコースの散策を堪能しました。
5月の平日の八ヶ岳高原ロッジ、天候にも恵まれ豊かな時間を過ごすことができました。
神様に感謝です。