2月から3月にかけての楽しみに植物の開花があります。
ツバキやサザンカの花だけが咲いていた1月から順番に開花が進んでソメイヨシノで1つのピークを迎えます。
その後はもうドンドンと咲いていくので花のありがたみが薄れてしまいます。
ですから、この時期が1番花が愛おしいと私は思いますが、皆さんはいかがですか?
ここ数年の2月から3月に写した花をピックアップして順番に並べてみます。
まずはスイセンです。
この時期に咲く数少ない自然の花です。
花木としてはツバキの次はウメですね。
ネコヤナギもこの時期ですね。 そして、秋の香りの使者キンモクセイに対して春の香りの使者はこのジンチョウゲですね。 ロウバイです。
春に多い黄色い花の仲間です。 レンギョウです。
レンギョウは3月になってからでロウバイより後ですね。 マンサクです。
これも黄色い花が多くて早春を楽しませてくれます。 そうこうしているうちにカワヅザクラが咲き始めます。 足元にはナノハナですね。
伊豆の河津町がカワヅザクラとナノハナのセットで有名ですね。
ボケも咲き始めます。
モモやアンズも次々に咲いていきます。
葉っぱに隠れて目立ちませんが、カンザキアヤメは見事です。
花ではありませんが、アジサイも芽吹きの季節を迎えます。
ユキヤナギもたわわに花を付けます。
サンシュユも黄色い花ですね。
ミツマタも黄色ですね。
見上げるとコブシの花が咲きそうです。
こうなるともう春ですね。
モクレンの花が見られる頃はかなり暖かいです。
足元はホトケノザが咲いています。
草も平らなロゼットの状態から盛り上がってきます。
オオアラセイトウ、ハナダイコンがナノハナのように咲き始めます。
ハナニラも咲き始めます。
この頃になるともう見上げればソメイヨシノです。
この後はもう花だらけです。
ソメイヨシノの後の花で私にとって印象的なのは…。
ヤマブキと…。
シャガです。
この時間の変化を感じさせてくれる花ごよみは毎年狂いもなくやって来てくれて私たちの暮らしを豊かにしてくれます。
この豊かな自然が身近にある土地で暮らせることを感謝したいと思います。