2月中旬に東京都稲城市を歩きました。
ほとんど縁のない土地です。
どんなところか楽しみです。
新宿から京王線に乗り、稲城駅で下車しました。
急行が止まる駅ではありませんが、バスのロータリーがありターミナルになっているようです。
駅は傾斜地にあります。
多摩川の河岸段丘になっているのかもしれません。
駅の改札の前のパン屋のカフェに入りました。
パンを食べながら歩くコースを考えました。
午後2時に出発しました。
坂道を下って多摩川の支流の三沢川に出ました。
川を少し遡って、松の台通りに入りました。
道祖神がありました。
曲がりくねった登り坂が続きます。
昔の街道なのでしょうか?
猫と会いました。
人を怖がらないフレンドリーな猫でした。
視界の開けた場所に出ました。
ロウバイが咲き始めていました。
老人ホームを過ぎると…。
最初の目的地の稲城中央公園に着きました。
木々の間から見えるのは三沢川の向かい側の駒澤学園です。
稲城中央公園は山の斜面にある自然を活かした公園です。
スイセンと…。
ウメが咲いていました。
三沢川の方の低地には池がありました。
コブシのツボミです。
丘の上の平地には陸上競技場がありました。
さらに進むと…。
巨大な橋が架かっていました。
くじら橋と表示されていました。
橋の上からの景色です。
南多摩尾根幹線道路が下を通っています。
唐木田や南大沢を通っている対向車線の間に広い緑地がある道路です。
南西の方向に怪しい雲が出ていました。
向こうは雨かみぞれだろうと思っていたら、あとでわかったのですが、私の住む相模大野方面が雨だったようです。
ゴルフ場が近くにありました。
くじら橋の先も公園が続いていました。
午後3時、公園の遊具では子どもたちの元気な声が響いていました。
公園を抜けた先に向陽台小学校がありました。
この辺りは新興の団地、マンション群になっています。
いわゆるベッドタウンですね。
子どもの多い若い人たちの街です。
次のチェックポイント、城山公園に着きました。
正面の山の上に見える鉄塔は春から秋の休日だけ開放されるそうです。
鉄塔のところからの眺めです。
城山公園も多摩丘陵の尾根と傾斜地を利用した公園です。
山の上は遊歩道があり、麓にはテニスコートなどの施設があります。
遊歩道は十分には整備されておらず、道なりに行ったら公園を出てしまいました。
再び、森の中に入りました。
六の丸という表示があり、これは城の用語かもしれません。
鉄パイプのオブジェも面白いけど、統一感がなく未完成なのかもしれません。
先に進みます。
尾根まで登って…。
となりの沢に降りました。
水溜まりに氷が張り、雪がたくさん残っています。
公園の北の外れまで来ました。
図書館です。
この先に南多摩の駅があります。
JR南武線の南多摩駅に着きました。
多摩丘陵の自然と雄大な眺め、新興ベッドタウンの活力が感じられた散策でした。
遠くにスカイツリーが微かに見えています。
今回のコース(徒歩4km)
京王線稲城駅
↓
三沢川
↓
松の台通り
↓
稲城中央公園
↓
城山公園
↓
JR南武線南多摩駅