檜枝岐温泉の燧の湯です。
午後1時40分に尾瀬沼のほとりの長蔵小屋に着きました。
ここで食事をと考えていましたが、時間が遅く食事は出せないということで、カップ麺を購入して食べました。
あとはコーヒーとビスケットで休憩しました。
長蔵小屋でこの写真に写っているバッジを買いました。
白いウスユキソウの花のバッジです。
このバッジには思い出があります。
実は50年前の夏に父に連れられて兄弟3人で尾瀬沼に来たことがあったのです。
その時に買ってもらったバッジがこれと同じだったのです。
長蔵小屋オリジナルのデザインで少なくとも50年同じ物を作り続けていたのでした。
バッジを通して当時の微かな思い出が蘇ってきて感動しました。
となりのビジターセンターです。
ここに来る途中で目撃した動物の名前を教えてもらいました。
アナグマだそうです。
長蔵小屋のまわりにシラネアオイが咲いていました。
2時30分に長蔵小屋を出発しました。
ここから沼山峠のバス停に向かいます。
この辺りはニッコウキスゲの楽しめる場所だそうですが、今はまだつぼみです。
こちらはやや小ぶりの黄色い花です。
植物の造形を楽しみながら進みます。
ショウジョウバカマです。
ここでミズバショウともお別れですね。
大江湿原を進みます。
森で野鳥に出会いました。
ウグイスかもしれません。
峠の手前に視界の開けた休憩場所がありました。
ここで水分を補給して休憩しました。
森の散策を楽しんでいるともうすぐバス停です。
3時50分にバス停に着きました。
長蔵小屋から1時間20分かかりました。
ちょうど御池行きのバスが出発するところでした。
バス代は片道520円です。
御池で駐車料金の1000円を払い停めておいた車に乗りました。
温泉に寄って行こうということになり近くの檜枝岐温泉に寄りました。 単純硫黄泉掛け流しの公衆浴場「燧の湯」に行きました。
料金は500円です。
汗を流し森の中の露天風呂を楽しみました。
高速に乗る前に夕食をと考えましたが、平日の夕方にやっている店は少なく諦めかけていたところ、インターの近くでジョイアミーア塩原関谷店というイタリアンのお店がやっていました。
皇太子と雅子様と小さかった愛子様が利用した系列店です。
それでも平日の夕食どきは空いていました。
真夏は繁盛するかもしれませんが、経営するとは大変なことだと思いました。
今回の尾瀬の旅を振り返りました。
残っていたミズバショウと雪、迫力の三条ノ滝、竜宮小屋の宿泊、早朝の霧の湿原、晴れ渡った尾瀬ヶ原、尾瀬沼のアナグマ、焼け跡、50年ぶりのバッジと蘇る思い出、檜枝岐温泉、皇室御用達イタリアン…。
幸運に恵まれた2日間だったと思いました。