最近手に入れた2冊の本があります。
1冊は友人が勧めてくれた羽黒山の山伏の星野史紘が書いた本で、もう1冊は妻が貸してくれたサイキックヒーラーの神岡健が書いた本です。
本のサイズはほぼ一緒で、カバーの色も青で似ていて、私の手元に着いたのもほぼ一緒です。
これも何かの縁でしょうね。
山伏の本は、現代に生きる山伏の考え、生き方、修行の実際が述べられていて、私たちが自然の中で登山やハイキングを楽しむ動機の深層心理を示唆してくれていると思います。
一方、サイキックヒーラーの本はモーレツサラリーマンだった彼が仕事を辞め、興味があった中国の気功整体と欧米のヒーリングを学んでオーラや霊が感じられるようになり、そこから掴んだことを紹介しています。 この2冊は精神世界の本です。
私的に言うとスピリチュアルメッセージです。
精神世界の先駆者で20世紀はじめの教育学者のシュタイナーは霊とか魂のことは40歳過ぎまで口外しないように言っていました。(確か…⁈)
怪しげな世界と認識されていたからだと思います。
今はだいぶ表舞台に立てるようになって来たと思います。
サイキックヒーラーの本にアセンションという言葉が出てきます。
アセンションとはマニアックな精神世界ファンなら常識ですが、著者の神岡は前書きでこう述べています。
今、人類は、これまでの飽くなき欲望の追求や自然破壊の積み重ねの反動が出てくる困難な混乱期に入ってきました。
しかし一方で、2014年6月から地球の波動が上昇し、人類が利他的で高度に調和的な存在に進化する「アセンション」(宇宙の次元上昇)のプロセスが地上で始まり、平和な黄金時代への萌芽も目には見えないところで密かに始まっています。
悟りがプレミアムではなくなってきたと表現する人もいました。
山伏の星野はシンプルに次のように述べています。
どんな近所でもいい。
山に行ったら、あるいは街なかでもいい。
自分が感じたところでお祈りをしてごらん。
ハイキングでは見えてこない、その先が見えてくる。
あるいは、どんなときでも「うけたもう」といってごらん…。
自分でそういうところに身を置くことが大切なんだね…。
だから、魂のまにまに、気になることをやる。
そうすると自分の魂がすごくよろこんで、強くなっていく。
頭で決めないこと。
感じたことからやりなさい。
魂のまにまにを大事にして。
私が散策は1人がベストということもその土地と向かい合うことが素晴らしいからです。
彼ら2人のアプローチは違うけど向かっている先は同じような気がします。
アセンションの流れの中で、散策ができることを感謝します。