鳩ノ巣渓谷
寸庭橋からいよいよ渓流沿いの遊歩道に入ります。
今はシャガが旬ですね。
河原に出る道があったので、河原に下りてみます。
寸庭橋のすぐ下です。
河原に数羽のカラスアゲハが舞っていました。
ミネラルを補給しているようです。
上流側の素晴らしい景色です。
ここでのんびり1日過ごすのもいいかと思いました。
実際、本を読んだり、水遊びをする家族と出会いました。
河原から離れてウォーキングトレイルを進みます。
ヤマブキも今が旬です。
渓流の音、鳥の鳴き声、そして祭りのお囃子と太鼓の音が聞こえてきます。
この日は近くの熊野神社の村祭りがある日です。
多摩川の支流に小さな滝があり、ウォーキングトレイルの近くにも見られます。
新緑や草花を楽しみながら進んでいきます。 ゴールデンウィークですが、あまり人とは出会いません。 ピントは合っていませんが、キタテハのようです。犬を連れた人と出会いました。
シャクナゲはほとんど咲いていませんでした。
株自体があまりなかったように思います。
ここからは渓流を離れて坂を登って尾根に行きます。
サクラの花弁はたくさん落ちていますが、樹木は見当たりませんでした。
尾根に着きました。
尾根の東屋でこの光景を見て、思い出しました。
10年ほど前に下の息子とここに来たことがあったのです。
そのときは、前日に御岳山を歩き、翌日に渓谷を歩きました。
中学生だった息子が歩くのが嫌になって奥多摩まで行かず、鳩ノ巣から電車に乗って帰りました。
今、その息子は高尾山大好きで1人でよく山に行くから、人生は分からないものです。 雲仙橋に着きました。
この先が鳩ノ巣駅です。 軒下にツバメが止まっていました。
巣を作るようです。 ここで道を見失いました。
私が使ったのは東京ウォーカーという雑誌の絵地図とスマホのマップですが、ウォーキングトレイルの続きがなかなか分かりませんでした。
5〜10分ほど右往左往して見つけました。
水神橋を渡ったところにあるぽっぽというカフェに入りランチにしました。 オーガニックの玄米やスープカレーで美味しかったです。
ここで、1人で働いていたご主人としばらく雑談しました。
そして、ウォーキングトレイルの地図をいただき、白丸湖畔遊歩道が通行止めになっていることを教えてもらいました。
(ネットで大多摩ウォーキングトレイルと検索すれば同じ地図が見られます。)
窓の外は素晴らしい渓谷の景色が見られますが、この写真の右上に見える崖の上でコスプレの撮影が行われていました。
今までにも、散策の途中に何回かコスプレの撮影に出会ったことがあります。 吊り橋の鳩ノ巣小橋です。
ここを渡ります。
何組かのカップルと出会いました。
彼らはハイカーではなくこの渓谷だけを楽しむようです。 それだけの価値はあると思います。
橋の下でも若者たちが歓声を上げていました。
少し先に行くと再び静かな世界になりました。
水はきれいですが、魚影は見えませんでした。
カルガモもカップルでした。
単独のキセキレイもいました。
先に進みます。
ゴールデンウィークなのにこれでいいのかと思うほど人の行き来が少ないです。
釣り人もいませんでした。
禁漁区なのかもしれません。
続きは(3)で報告します。