9月9日(金)に山梨県にある尾白川渓谷に行きました。
天気は晴れ、中央道の長坂ICで降りて、長坂駅または長坂の市街地、その先の甲斐駒ヶ岳を目指して進みます。
この写真では中央の左側が切れ落ちている山が甲斐駒ヶ岳です。
市街地を抜けると清春芸術村というのがありますから、帰りに食事や休憩をして長坂ICへという人は利用するのもいいかと思います。
そこからは国道20号に向かいます。
国道に出たら道の駅「はくしゅう」を目指します。
ここでは南アルプスの天然水が飲めます。
名水百選に選ばれた水でサントリーが販売しているあの水です。
道の駅「はくしゅう」から山側に入り白州中学校の先に行きます。
そこに尾白川渓谷の入り口の北杜市営の無料の駐車場があるので車を止めます。
神社にもトイレはありますが、ここで済ませた方がいいと思います。
ここからスタートです。
甲斐駒ヶ岳の登山道でもあり、登山届の受付場所でもありました。 落石注意の看板があります。
歩き始めるとすぐ左手にキャンプ場が見えました。
標識がありました。
この標識はもちろん左ですね。
神社があります。
竹宇駒ヶ岳神社といいます。
趣きがあります。
神社の横に吊り橋があります。
ここを渡ります。
この川が尾白川です。
水源は甲斐駒ヶ岳です。
吊り橋を渡るとそこから川原に下りる道があります。
ハイキングコースは川沿いに上流に続いています。
雨上がりのせいか、水量は豊富です。
岩も砂も白いです。
花崗岩で出来ています。
もろい花崗岩なので落石が多いのかもしれません。 川原から戻るとすぐに標識がありました。
ここで甲斐駒ヶ岳の登山道と別れます。
尾根道は戻るときに利用するようにとの決まりがあるので、右に進みます。
道幅が狭いのですれ違いを避けるとの配慮のようです。
一方通行で行きに滝を見て、帰りはなだらかな尾根で戻るコースです。 すぐに急なアップダウンが始まります。
傾斜がきつく階段が付けられているところも多いです。 15分ほど歩くと千ヶ淵に着きます。
始めに見える滝です。 切り立った崖を進むので、滑落の危険性があります。 少し先からも尾根道に行けるようです。
戻りたい人はここから尾根道を進むことも出来ますね。 少し行ったところで休憩しました。 魚影は見えませんでしたが、後から釣り人が来たのでイワナとかいるようです。 視界は開けませんが、暑さは避けられます。 三の滝という標識があったところです。 奥にも滝が見えました。
いたるところ滝だらけという印象です。 旭滝は見えませんでした。
少し努力して近づかないと見えないようです。 百合ヶ淵です。
ここは見えますが、近づくことは出来ません。 かなりの急勾配のアップダウンがあり、鎖場もあります。
雨上がりで岩場もより滑りやすく滑落死があってもおかしくないと思いました。
いつもは単独行動が多いのですが、今回は2人で行ってよかったと思いました。
人通りが少ないので、単独は避けたほうが無難なコースです。 神蛇滝です。
この先の不動滝まて行こうという計画でしたが、ここまでに2時間かかってしまい、不動滝は諦めました。
不動滝は鎖で岩場を登るところがあるということでした。
神蛇滝から不動滝まて往復すると後1時間必要になります。
ここで休憩して帰ります。
尾根道は神蛇滝の見えるここ龍神平から始まります。 行きほどの急勾配はありませんが、切り立った崖を進むことに変わりはありません。
滑落の危険性は続きます。 渓流の音と虫や鳥の声を聞きながら進みます。
帰り道はたんたんと進んだので神蛇滝から吊り橋まで30分ちょっとで着きました。尾白川渓谷のトレッキングコースはほぼ登山です。
滑落の危険性があり、単独は避けたほうがいいと思います。
滝のオンパレードで渓谷のマイナスイオンをたっぷり浴びたい方にはオススメです。
勾配がきつく、尾根道でも視界が開けないので、気軽な散策を楽しみたいという人にはオススメできません。