名水百選に選ばれた熊野の清水というところに行きました。
「ゆやのしみず」と言うそうです。
場所は千葉県の中央部にある長南町です。
私は故郷からの帰り道にいつも看板だけ見て通り過ぎていました。
今日はどんなところか見てみようという気になり寄ってみました。
500mほどの寄り道です。
何十台も入る駐車場があり、トイレ、野菜など地場産業の直売店、コーヒーとそばの店までありました。
道祖神がありました。
昔からの街道だったようです。
鳥居があって、その奥に…。
湧水がありました。
鳥よけの釣り糸のようなものが張り巡らされていました。
「沸かしてお飲みください」と表示してありました。
名水といっても山の低い千葉県だし、飲料用としての価値より、歴史的な意義で選ばれたようです。
池の上には…。
熊野神社があります。
その隣には…。
龍動寺があります。
その間に小さな祠があり地蔵が祀られています。
道路際の看板を見ると弘法大師の名前がありました。
空海はここにも来たようです。
それで名水百選に選ばれたのかもしれません。
公園も整備したようです。
ちょっと歩いてみます。
紫陽花はこれからですね。
広場があります。
この木に花が咲いていました。
名前は…わかりません…m(_ _)m
湧水から流れてきた水が水車を回して池に流れ落ちていきます。
この水は一宮川に合流し外房から太平洋に注ぎます。
池からはウシガエルの鳴き声が聞こえてきます。
睡蓮の池もあります。
白いスイレンも咲いていました。
虫が止まっている花もありました。
蓮の池もあります。
ハスの池のほとりに可愛い花が咲いていました。
ザリガニがいるのですが、見えるでしょうか?
ヘビがいるのですが、見えるでしょうか?
頭が写真左上です。
ヤマカガシです。
毒はあるようです。
水辺を好みます。
写真の右下に尾の先があるので体長は1mぐらいだと思います。
広くはありませんが、意外なほど楽しめました。
小学生の時、東京に住んでいて、毎年夏休みになるとこの近くの実家で過ごしていました。
夏休みの終わりが近づき、東京の暮らしに戻らなくてはならなくなると悲しくなったのを思い出しました。
私にとっては童心を思い出させてくれる公園なのかもしれません。
ネットで調べたら、ここは室町時代、鶴岡八幡宮直営の湯治場として栄えたそうです。
東京湾を挟んで繋がっていたんですね。