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目黒の下町を歩く(3)目黒川とその周辺


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目黒雅叙園アルコタワー

 この日は武蔵小山駅で降り、林試の森公園、目黒不動尊と歩いてきました。
 その続きです。
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 青木昆陽の墓から目黒不動こと龍泉寺と別れました。
 この坂を下ると山手通りに突き当たります。
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 道路の工事をしています。
 この地下に首都高中央環状線が通ります。
 3月7日開通だそうですから、この日は開通の1週間前です。
 開通すると首都高の渋滞がかなり減るということです。
 信号機に羅漢寺と表示してあります。
 信号機のところまで行ってみましょう。
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 羅漢とは仏道修行者の群れのことだそうです。
 この道を入ったところに寺があると矢印がありました。
 行ってみます。
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 途中に海福寺の入口がありました。
 江戸深川から明治の終わりにこの地に移転してきたと表示されていました。
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 すぐとなりが五百羅漢寺でした。
 モダンな建物です。
 中を散策するような雰囲気はありません。
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 山手通りに戻りました。
 こっちもモダンな建物です。
 スポーツクラブのようです。
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 おしゃれな家具屋がありました。
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 正面右側の通りを右折して目黒川を目指します。
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 突き当たりが目黒川だと思います。
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 川の方に高いビルがあり驚きました。
 調べたら、雅叙園のビジネスビルでした。
 伝統だけではなく、革新もしているんですね。
 五百羅漢寺も革新しているのでしょうね。
 変化をおそれていたら、生き残れないのかもしれません。
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 もうすぐ目黒川です。
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 着きました。
 このサクラ並木がシンボルです。
 冬に青のLEDでイルミネーションすることで有名です。
 中目黒の500mというからもうすこし北かもしれません。
 川を越えたいのですが、近くに橋がありません。
 もうすこし、北(写真の奥の方)に行きます。
 ここらへんはいい歩道がありません。
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 橋に着きました。
 正面のお城を見て驚きました。
 目黒エンペラーです。
 昔から有名なラブホテルです。
 よく生き残ったものです。
 調べたら、2007年に復活したそうです。
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 橋のうえから南の方をみたところです。
 親水公園という雰囲気はありませんね。
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 目黒雅叙園です。
 目黒エンペラー同様、入ったことはありません(笑)
 学生の頃、女の子の友だちが目黒に住んでいましたが、貧乏学生だったので雅叙園もエンペラーも無縁でしたね。
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 昼食にします。
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 前菜、サラダ、ミニスープ、パン、パスタのランチセット+コーヒー+ドルチェで1600円、美味しかったです。
 スタッフも親切でした。
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 坂を登って駅に向かいます。
 行人坂と名前がついています。
 江戸時代に出羽の湯殿山の修行僧がこのあたりで修行を始めたことが名前の由来だそうです。
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 坂の途中に寺がありました。
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 大円寺といいます。
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 石仏群があります。
 小さな石仏は五百羅漢像と言われています。
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 これらの石仏は1772年の江戸の大火事で亡くなった人々を供養するためのものだということです。
 そのときの火元が大円寺で「行人坂の火事」と呼ばれたそうです。
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 金箔を貼って供養するのだそうです。
 初めて見ました。
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 目黒は川から西の方は下町でした。
 不動尊をはじめとして林試の森も庶民的でした。
 白金のほうは山の手ですね。
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 林業試験場から林試の森公園へ、伝統の目黒不動尊、革新の五百羅漢寺、変革を恐れない雅叙園、目黒川の青の洞窟イルミネーション開始、目黒エンペラーの復活、首都高中央環状線開通…。
 変えることと変えないこと、このバランスをどう取るかということを考えた一日でした。
 大塚家具、伝統の父、革新の娘どうなるのでしょうね?


 今回のコース(4km)

東急目黒線武蔵小山駅
 ↓
林試の森公園
 ↓
目黒不動尊
 ↓
不動公園
 ↓
海福寺
 ↓
五百羅漢寺
 ↓
目黒川
 ↓
目黒雅叙園
 ↓
カピートロ(ランチ)
 ↓
大円寺
 ↓
JR目黒駅


 今回の費用

1300円 パスタセット
 200円 ドルチェ
 100円 コーヒー

    ※ 賽銭と交通費は除く


 参考 BSで釈由美子が司会する「にっぽん百名山」を見ていたら、出羽三山のことに触れ、羽黒山は現世、月山は来世、湯殿山は輪廻を表していると話していました。
    信仰の山々として有名です。




by rtravel | 2015-03-04 07:06 | 目黒 | Comments(0)

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