東林間駅のそばに水道みちと緑道緑地が通っています。
水道みちというのは横浜市が明治20年に作った日本で最初の近代水道で、相模原市の山奥にある道志川から水を引いた水道管が通っている道です。
緑道緑地というのは終戦のころから作り始めたかんがい事業として畑に水を引くための用水路の跡地です。
水道みちは全長44km、緑道緑地は10.5kmとかなり長いので、東林間駅の周辺だけ紹介します。
水道みちと緑道緑地は東林間駅の近くで交差しているので、今回は8の字を描くように歩いていきます。
出発地点は私がいつも利用している駅のそばのスーパーです。
今回は出発地点まで歩いて行きました。
スーパーの向かい側にある三角公園に石碑があります。
ここらは、水道を作る過程で開発された荒野だったそうです。
つまり水道みちが先でそのあとここらが開拓されたようです。
写真、左奥が小田急江ノ島線の東林間駅です。
踏切を越えて出発です。
踏切を越えたところにも公園があります。
石碑のある三角公園は子どもが遊んでいますが、ここではほとんど人影を見ることがありません。
いわくつきの土地かもしれません。
線路脇の道から水道みちに入ります。
今日は秋晴れの好天。
少し暑いくらいですが、風はさわやかです。
これが水道みちです。
横浜方面に進みます。
道幅は10mぐらいあります。
駅の近くなので一部が駐輪場になっています。
駐輪場がなくなると緑地が広がります。
虎もいます!?
オブジェもあります?
甘い香りのキンモクセイが咲いています。
公園もあります。
さらに進みます。
この子どもの像のあたりが相模原市と大和市の境になります。
大和市に入ります。
花壇もあります。
水道みちを紹介する立札があります。
初めにトロッコの線路を作ってそこに水道管を敷設したそうです。
この写真が添えられていました。
水源の道志川は富士山の雪解け水が流れている川で良い水で、赤道を越えても腐らないと外国からやってくる船舶にも昔から評判がよかったと聞いたことがあります。
大正時代に設置したイギリス製の仕切り弁だそうです。
包み込むような森になっているところもあります。
ほとんど直線的にレールが敷かれたようでいろいろなところを通ったようです。
ここから境川に向かって下って行きますが、ここらで水道みちと別れて緑道緑地に向かいます。
写真の赤い屋根の家のあたりから右に進みます。
突き当たりに「うかい亭」という料亭があります。
一度利用したことがあります。
美味しい料理を食べ、値段を当てるというテレビ番組で取り上げられたこともあります。
うかい亭の塀のところを進みます。
ここらを地盤としている衆議院議員の甘利明氏のポスターのところから右に折れます。
のどかな道ですが、人通りはなく、死体遺棄現場になりそうなところなのが悲しいです。
6差路があります。
ここで緑道緑地に入ります。
ここは大和市なので名称はほほえみ通りとか歩行者専用道といいます。
写真の左側の道が緑道緑地の東林間駅方面です。
そちらに進みます。
反対側は大和市役所の方に伸びています。
サルスベリの並木になっています。
草ぼうぼうで狭いです。
名前負けしている公園ですね。
奥の黄色い建物は老人ホームです。
熟している柿の実がありました。
木立の中に入ります。
再び相模原市になります。
ヤブガラシです。
蜜を吸いに来たハチがたくさんいました。
ベンチもあります。
恋の季節なのでしょうか。
子どもの歓声が聞こえてきました。
幼稚園児の運動会の練習でしょうか。
グランドのとなりは子どもセンターです。
遊べる部屋があり、図書室があり、放課後すごせる児童クラブがあります。
いい天気です。
手製の風車がありました。
このトンネルで小田急の線路をくぐって行きます。
2時間くらいで全行程を歩けると思っていたのですが、みち草が多くてお昼になってしまいました。
一度家に帰って、お昼を食べて出直します。
今回のコース(2km)
東林間駅前スーパー
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開拓の石碑(三角公園)
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林間白笹公園
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水道みちの案内と仕切り弁
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うかい亭
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6差路
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上鶴間こどもセンター
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江ノ島線横断地下道
秋の雲が出てました。