8月の上旬に八方尾根に行きました。
同じ白馬岳の麓にある栂池自然園から向かいました。
途中に霧降宮諏訪神社という趣きのある神社があったので寄りました。
境内に川が流れていて、諏訪大社下社春宮を思い出しました。
松川を渡ったところに車を止められる場所がありました。
ふれあいの杜というところです。
そこから河原に降りてみました。
長野の川は勾配が強くて滝のように流れるイメージがあります。
栂池から八方までは車で10分ぐらいでした。
今夜の宿は八方池山荘です。
山荘へはゴンドラとリフトを乗り継いで行かなくてはなりません。
車は麓の駐車場に止めなくてはいけません。
ゴンドラ乗り場から1kmほど離れたところには無料の駐車場があり、そこを利用することにしました。
途中に趣きのある神社がありました。
こちらもかなりの風格です。
ゴンドラ乗り場までの散策も楽しめました。
昼食がビスケットとドライフルーツ、ナッツだけだったので、軽く食べていくことにしました。
夕食が近かったので、蕎麦にしました。
この店はヘッドとかチロリアというスキー用品の看板がありました。
この辺りは冬にスキーヤーが集まる街のようです。
ゴンドラリフトの前にも駐車場はありますが、こちらは1日600円と有料でした。
八方アルペンラインというゴンドラリフトに乗りました。
往復で2900円でしたが、栂池のロープウェイを利用したので割引がありました。
天気は曇り、台風が接近していました。
ゴンドラからリフトに乗り継いで行きます。
途中からは雨になりました。
標高が800mから1800mまで上るので雨具を着ましたが、冷たく感じられました。
リフト乗り場のすぐ前が八方池山荘でした。
1泊2食で9800円ぐらいです。
風呂もあります。
シーズンの平日、台風が接近中で宿泊客は10人ぐらいでした。
オコジョがこの辺りのマスコットのようです。
強風でリフトが止まると下山できなくなるので少し不安です。
明日の展望は期待できませんね。 翌日、台風は少し逸れリフトは動いていますが、雨は絶え間なく降っていました。
山荘でゆっくりして、9時30分に出発しました。
シモツケソウが満開でした。 ミヤマトウキのようです。 ホシガラスかいました。 自分が描いていた研究路は山麓を横に進むものでしたが、実際は上に登って行くものでした。
ここも栂池自然園と同じように花が咲き乱れていました。 ハクサンシャジンです。
数多く見られました。 オオバギボウシです。
2000m近いところでも咲くのですね。 ホソバツメクサです。 う〜ん、これは…。
オトギリソウです。
シナノオトギリかイワオトギリだと思います。 雨は降ったり止んだりですが、雲が山の斜面を越えて幻想的です。 クルマユリです。 アキアカネのようです。
黄色と紫のチョウもよく見かけましたが、調べてもわかりませんでした。
アザミの仲間です。
オニアザミかな。
この辺りは木道が続いています。
道を雨水が滝のように流れ落ちていきます。 ケルンがありました。
ケルンとは遭難防止のための石塚のことだそうです。 モウセンゴケです。
ここは自然研究路というだけあって、植物のそばには説明書きがついています。
見落としたり、名前がわからなくて困るということはあまりありません。 開花直前のシモツケソウです この建物はトイレです。
道は複線になっていて、木道になっているところや傾斜が違ったり、稜線かその脇かとか植生の違いとか
いろいろなニュアンスを楽しむことが出来ます。 地面を這って蔓を伸ばしているような植物もありました。次のケルンが見えてきました キンコウカです。 お馴染み、マツムシソウ。 お地蔵様がありました。
再びケルンです。
ワレモコウがありました。
標識です。
八方池が戻りの方角です。 霧の中でやや下に見えました。
この写真が有名で、もっと広い池かと思いましたが、小さな池でした。
今は曇っていてわかりませんが、山は間近にあります。
続きは(2)で報告します。